事業計画書というのは、数値目標を記した書類のことをいいます。
なんだか一見、難しそうで面倒な作業に思えますよね。
 
しかし、鍼灸院の新規開業で成功したい方は事業計画書を作成したほうが良いでしょう。
 
というのも、事業計画書は、数値的目標であるため、モチベーションアップにつながり、良い結果を生み出すことができるからです。
 
「このままだと、目標達成できないかも・・・」と具体的に自院の現状を把握することは、店舗経営するうえで非常に大切な要素なのです。
 
では、そんな事業計画書はどうやって作成できるのでしょうか。
 
 
鍼灸素材写真18
 
 
 
・「営業利益」をどれだけプラスにできるかが店舗経営!!
 
鍼灸院の事業計画書として必要になるものは、「5カ年損益計画」「月次損益計画」です。
 
前者は、開業後5年間の損益計画であり、後者は、毎月の損益計画になります。
 
鍼灸院の開業をするにあたっても会社を経営するにあたっても、利益を生み出すことが非常に重要になります。
 
 
そのため、利益管理の方法を知っておかなければなりません。
 
また、その利益を管理するために、損益計画書というものがあるのです。
 
そして、損益計画書の項目は「売上」「原価」「売上総利益」があります。
 
原価というのは、仕入れにかかる費用のことです。
 
例えば、鍼、お灸、テーピング、湿布等がそれに当たります。
 
また、売上から原価を引いたものが売上総利益なのです。
 
式で表すと、「売上総利益」=「売上」-「原価」になります。
 
また、経費として「販売費および一般管理費」というものがあり、これには、「人件費」「家賃」「広告宣伝費」「消耗品費」「水道光熱費」含まれています。
 
そして、売上総利益からこれらの経費を引いたものが「営業利益」なのです。
 
式で表すと、「営業利益」=「売上総利益(売上―原価)」―「販売費および一般管理費」で、これをどれだけプラスにできるかが店舗経営になります。
 
いかがでしょうか。
 
「営業利益」=「売上総利益(売上―原価)」―「販売費および一般管理費」で、目標となる数値を代入してみてください。
 
そうすると、目標を達成するために、「売上がどの程度必要になるのか」「経費はどれだけ抑えればよいのか」が自ずと分かってきます。
 
 
本当に凄く基本的なことですが、やっていないと言う先生が多くいらっしゃったので、ブログにしました。
 
やっている先生は当然と思われていると思います。
やっていない先生はやってみると凄く簡単な事なので、是非お願いします!^-^
 
 
鍼灸院の新規開業で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
 
 
鍼灸院・治療院経営でお悩みの先生方、メイプル名古屋にご相談下さいませ!^-^
 
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