ロジックツリーとはある一つの課題や問題に直面した時にどのように問題を解決するべきか?ということを導き出すフレームワークです。
 
ツリーと言われるように、問題をツリー上に整理して、原因や解決方法を探していきます。
 
鍼灸・接骨院の経営にお悩みの方に向けて、今回はロジックツリーの使い方をご紹介します!
 
 
 
 
1 ロジックツリーのメリット
ロジックツリーを作成するためには、下調べをして、より多くの項目を洗い出すことが必要なので、場合によっては時間がかかる場合があります。
 
しかしながら、その時間を補うだけのメリットがロジックツリーにはあります。
 
問題の全体像を把握でき、1つの問題について多角的な視点から、解決策を導き出せる、というメリットです。
 
ロジックツリーの作成により、経営陣の間での情報共有が効率的になり、無駄な会議や論点のずれも解消できます。
 
 
 
 
2 3つの用途
ロジックツリーは以下の3種類に分けられます。
 
・WHATツリー(要素分解ツリー)
何?ということに分けて分解していきます。
 
経営の場面で抽象的な物事にぶつかったときに使用しましょう。
 
例えば、何か乗り物を購入したいと考えたときに、乗り物には2輪車と4輪車があって、4輪車には大型車と普通自動車と軽自動車があって、大型車には、4WDとキャンピングカーがあって…というように整理していきます。
 
 
 
・WHYツリー(原因追求型ツリー)
なぜ?で分解して考えていきます。問題の原因は1つだけとは限りませんので、ロジックツリーを作成することで問題の本質的な原因について考えていきます。
 
例えば、ダイエットが成功しない原因について考えると、まずは、食事が悪いことと運動不足に分けられます。
 
食事に関しては、食べるものと食べる時間に分けられ、食べる時間に関しては朝食、昼食、夕食に分けられるのでそれぞれ、追求していきます。
 
 
 
・HOWツリー(問題解決ツリー)
問題解決型ツリーは問題の解決を基にどのような策が最善かを洗い出します。
 
例えば、ブログでの集客を増やしたい、と考えれば、記事数を増やす、広告をかける、SNSで発信するなどの方策があります。
 
記事数を増やすとなれば、どのような記事が流入が多いかを調べて、そのカテゴリの記事を増やすことで対応していきましょう。
 
 
 
3 MECEの必要性
MECEとはモレなく、ダブりなくという意味です。
 
以前ご紹介した記事に詳細は記述しています。
 
各々のツリーの間に重複した要素があると、問題の解決策が混乱してしまいます。
 
MECEを意識してください。
 
以上、鍼灸・接骨院の経営改善に役立つロジックツリーについてご紹介しました!
 
 
最後までご覧頂きありがとうございます。
 
 
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