鍼灸院には、肋骨を骨折した人も治療に訪れます。
肋骨を固定するためのおすすめのサポーターには、どのようなものがあるのでしょうか?
肋骨を固定するサポーターにはいろいろな種類があり、男女別に分かれた商品もありますので、詳しく調べてみましょう。
また、肋骨骨折の原因や症状についても見ていくことにします。

□肋骨の骨折

肋骨を骨折しても、すぐにはわからないことが多いものです。
腕や足の骨の骨折とは違って、肋骨の骨折はそれほど痛みがないために、なおさらわかりにくいようです。
肋骨を骨折した場合の主な症状は、まず上半身をねじると胸に痛みを感じます。

肋骨を骨折した部位そのものに痛みを感じる場合と、ぶつけた部位を圧迫すると痛みを感じる場合があります。
また、胸部を強く打撲した場合、呼吸時に違和感があるようなら、肋骨を骨折している可能性が高いと見たほうがいいでしょう。
このほか、打撲した部位が腫れ上がったり、くしゃみや咳をすると痛みが走ったりする場合も、肋骨を骨折している可能性があります。

肋骨の骨折は比較的回復が早いのですが、それでも油断することなく早めに治療することが肝心です。
肋骨の骨折は、普通ならそれほど重大な症状ではないのですが、怖いのは内臓器官への影響です。
骨折した骨の一部が肺などに刺さっていて、気付くのが遅れると重篤な状態になりかねません。
そういう心配もあるため、肋骨の骨折が疑われる場合は、早めに病院に行くことをおすすめします。

□骨折の診断方法

レントゲンを撮って骨折線がはっきり見えている状態なら、簡単に骨折だとわかります。
しかし、肋軟骨部の骨折やひびが入っただけの場合は、レントゲンには写りません。
そのため、痛みがあるのにレントゲンに写らない場合は、触診などによる所見が必要です。

肋骨が骨折した場合は、治療に1カ月程度かかります。
肋骨の複雑骨折など、症状が重い場合は2カ月くらいかかることもありますが、臓器への損傷などがなければ、それ以上かかることはないでしょう。
肋骨はギプスで固定できないため、基本的に痛み止めを飲んで安静にしているしかありません。

□肋骨骨折の原因

肋骨の骨折は肋骨に外から強い力が加わって起こりますが、どんな原因で起こりやすいのかを見ていきましょう。

*強い外力

一般的に、肋骨を骨折しやすい要因として挙げられるのが、スポーツによる事故です。
スポーツの試合や練習中に、他の選手とぶつかったり転倒したりした際に、肋骨を骨折することがあります。
特にラグビーや柔道などのように、相手とぶつかることが多いスポーツでは、往々にして起こりがちです。

また、スポーツでなくても不意の転倒による骨折や、交通事故による骨折もあります。
車に乗っていて軽い事故に遭った場合でも、シートベルトによって胸に無理な力が加わって骨折することもあります。

□軽度の外力

肋骨が骨折するのは、強い外力がかかった場合だけではありません。
気管支炎や肺炎などを患っている人や、長期間風邪で咳が取れない場合などは、繰り返される咳によって肋骨が骨折することがあります。
このほか、胸を机の角などで強打したり、小さい子供が寝ている親の上に飛び込んできたりした場合なども、肋骨を損傷することがあります。

小さな子供が飛び込んできたくらいで、骨折などしないと思ってしまいがちですが、いわゆる「当たり所」が悪いと骨折につながります。
多くの場合、肋骨を骨折しても、デスクワークであれば仕事も続けることができます。
しかし、複数箇所の骨折があると入院が必要になることもあるので、気を付けましょう。
また、痛み止めで痛みが引かない場合は、骨折箇所につながる神経を麻痺させたり、脊髄の周囲に注射を打ったりという、大掛かりな治療が必要になることもあります。

□骨折部分の固定方法

肋骨の骨折はギプスが使えないため、バストバンドや肋骨サポーターと呼ばれる器具を装着して、骨折部分を固定する方法が取られるのが一般的です。
肋骨サポーターを固定するには、まず幅の広い面を骨折部分に当てます。
次にサポーターの幅が広い部分の上部を、骨折した部位の反対側の手で持ち、もう片方の手でベルトを引っ張って患部に密着させます。

あとは、ゆっくり呼吸して息が苦しくない程度に、サポーターを締めてマジックテープで固定します。
サポーターは直接素肌の上から装着しないで、必ずアンダーシャツを着た状態で着けるようにしましょう。
そうしないと、器具が直接肌に触れると肌が荒れたり、かぶれたりすることがあります。

最近では、女性向けの肋骨サポーターにはブラジャータイプのものもあり、簡単に装着できるようになっています。
また、男性用にも同じようなタイプのものがありますので、自分が使いやすい商品を選ぶといいでしょう。

□肋骨サポーターの紹介

実際に市販されている肋骨サポーターの中から、いくつかご紹介しましょう。

*リブバンドⅡ【肋骨固定帯】

マジックテープを止める部分が2つに分かれているので、患部を圧迫する力を調整できるため、息苦しくなく使うことができます。
背中の部分に伸縮性のよい素材が使われており、脇の下も独自の角度にカットされているので体にフィットします。
しかも、体に触れる部分にはソフトな素材を使用し、吸湿性と通気性に優れているので、長い時間装着しても蒸れることがありません。

*LUSAS 胸サポーター 整骨院 院長 推奨 肋骨サポーター

胸部を保護するための、胸用サポーターがついた肋骨サポーターです。
肋骨骨折だけでなく、胸や脇腹、肋骨など胸部全体の保護に役立ちます。
2分割伸縮ベルトを使用しているので、男性でも女性でも体型に合わせてフィットさせることができます。

付属のショルダーストラップにより、サポーターがずれ落ちるのを防げることもこの商品の特徴です。
このため、長時間装着してもズレることがないので安心できます。
しかも、通気性のよい素材を使っているため、蒸れることもなく快適な着け心地です。

*bonbone 胸サポーター バスト333

胸囲70~110cmまで装着可能な肋骨サポーターです。
色はブラックとホワイトがあります。

*アルケア バストバンド・エース 胸部固定帯 16833 L

胸囲95~115㎝まで装着可能な肋骨サポーターです。
ナイロンやポリウレタン、綿などの素材でできていて、肌触りのいいサポーターです。

*Medibot肋骨サポーター 男性用

男性用肋骨サポーターで、M、L、LLのサイズがあります。
肋骨患部を固定するためのサポーターで、安静を保つために使用します。
肋骨骨折後の回復のために、体の無理な動きを制限して、患部に衝撃を伝えにくくするための保護グッズです。
伸縮性の高いメッシュ素材が使われていて、サポーターの締め具合を微調整できます。

*healucifer 胸サポーター肋骨 あばら コルセット

肩ベルトの長さが調整できるので、しっかりフィットします。
伸縮部が2分割になっており、圧迫する力がスムーズに調節できます。
胸の上の部分からあばらの下のほうまで、サポーターをつける位置を調節できるので、肋骨のどの部分が骨折しても対応可能です。

□まとめ

肋骨を骨折するとギプスで固定できないため、肋骨サポーターを使うことになります。
肋骨を固定するのにおすすめの商品はいろいろありますが、いくつかご紹介しましたので参考にしてください。
最近では肋骨の骨折部分の締め付けを微調整できるタイプが多く、長時間装着していても苦にならず使いやすくなっています。
また、サポーターの素材も通気性がよいものが使われており、長くつけていても蒸れることがありません。

 

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