・施術用のベッドは、置くスペースを確保するのが難しいからベッド台数を増やせない
・施術用のマッサージベッドは価格が高い

施術所を開業されている方の中には、このようにマッサージベッドを選ぶ際に迷われた経験がある方もいるのではないでしょうか。

そのような悩みから軽量で場所を取りにくい「折りたたみベッド」を使用されている方もいます。
また、折りたたみベッドは多機能付きのものがあり、マッサージベッドとしても使いやすいというメリットがあります。

この記事では、折りたたみベッドの利点や特徴について解説していきます。

もし、マッサージベッド選びに悩まれているのであれば、一度最後までこの記事を読んでみてください。

折りたたみベッドなら訪問マッサージにも最適

訪問 マッサージ

マッサージベッドにはいろいろな種類があります。

訪問マッサージが医療保険適応になったことで施術所を開業、あるいは訪問マッサージを開業する方も増えているでしょう。

業務拡大には必要物品を準備したりと、費用や設備に関する悩みは付き物です。

特にマッサージベッドに関しては施術者の利便性や利用者の寝心地なども考えなければなりません。
さらに高齢の方は、施術所に通うことが難しいことも多くあります。

折りたたみベッドは、費用面で優れているだけではなく、持ち運びもでき自宅へ訪問する際にも利用できるな利便性も兼ね揃えあられています。

下記でマッサージベッドを選ぶポイントや折りたたみベッドのメリットについて、より詳しく紹介していきます。

マッサージベッドを選ぶポイント

マッサージ ポイント

マッサージベッドを選ぶポイントとしてベッドの「幅」と「高さ」があります。

マッサージベッドは利用者の快適さはもちろんですが、施術者の押圧が伝わりやすいように高さや角度など調整機能がついている場合が多いです。

もちろん、今回紹介する折りたたみベッドを選ぶ場合にも重要になってくるので、より具体的に解説します。

ポイント① ベッドの幅

施術される側の安心感を重要視するのであれば、幅が広い方が良いでしょう。
ただ、幅が広すぎると施術者が無理な体勢での施術を強いられるケースがあります。

幅が60㎝あればベッド上で安全に姿勢を変えることができるため、省スペースタイプのベッドでも施術はしっかり行えます。

ベッドの幅を選ぶ際には、無理なく十分に施術が行えることを意識して選ぶようにしましょう。

ポイント② ベッドの高さ

ベッドの高さは押圧の伝わりやすさに影響するので、対象とする施術内容によって考える必要があります。

マッサージや指圧であれば力がいるので低めのベッドの方が施術しやすいでしょう。
一方、施術ベッドが低ければ施術者の腰痛を誘発する原因になる場合もあるため注意しなければなりません。

そのため、高さ調整機能を備えたベッドを使用するとよいでしょう。
ただ、便利な電動昇降機能が加わると価格が高くなるので、事前に施術内容を検討したうえで高さの調整方法を選ぶことをオススメします。

ポイント③ 施術される側の姿勢にも配慮を

マッサージベッドには有孔加工がされているベッドがあります。
顔の部分に穴があるので頭を起こすことなく、うつぶせでも呼吸が楽にできるという機能です。

施術者によっては、肩周りや頸部の後面をうつぶせで施術する場合がありますが、有孔加工があるかないかで利用者のリラックス効果も変わってきます

中には附属品としてヘッドレストが装着できるタイプもありますが、スペースが狭い場合には有孔加工が備わっているタイプがオススメです。

折りたたみベッドを使うメリット

折りたたみ ベッド マッサージ

折りたたみベッドの使い心地を心配される方もいるでしょう。
しかし、最近の折りたたみベッドは、前述した「選ぶポイント」を満たしているものが多く販売されています。

また、利便性や収納面、価格など折りたたみベッドならではの利点もあります。

さらに、価格が安いにも関わらず、レザーが使用されていたり抗菌機能や防汚機能などが備わっていたり驚くほど機能が充実してきています。

以下で、より詳しく折りたたみベッドを選ぶメリットについて紹介します。

メリット① 車にも積み込みが可能

折りたたみベッドには、専用ケースが付いているものもあるため持ち運びしやすい作りとなっています。

また重量は15~20kg程度のものが多く、軽いもので10㎏程度のものもございます。こちらでしたら女性の方でも簡単に車に積み込むことが可能です。

メリット② 治療用ベッドと比べて安い

病院や治療院などで使われる施術用のベッドは、安定性が高く電動式で昇降するなどの機能がついているため、価格が高くなりやすい傾向にあります。

一方、折りたたみベッドは35,000円~40,000円程度で購入できるものが多いです。
そのため、マッサージベッドに費用をかけられない方には折りたたみベッドがおすすめです。

マッサージベッドの費用でお悩みの場合は、一度折りたたみベッドを検討してみるとよいでしょう。

折りたたみベッドの構造や機能

折りたたみ 最適

折りたたみベッドで多くの方が気にする点が「組み立ての手間」と「調整機能」です。

今回紹介するベッドの多くが35,000円~50,000円以内と低価格ですが、いずれのベッドも2つの点を満たしています。
さらに、商品によってはセール価格で安くなっているものもあるので、より費用を抑えることが可能です。

では、具体的に折りたたみベッドの構造や便利な機能を紹介していきます。

手間いらずで組み立て可能

折りたたみベッドはコンパクトで持ち運びができる反面、組み立てる必要があります。

しかし、組み立て時間は女性でも組み立てることが可能なほど、シンプルな構造になっています。
また、収納に関しても同様で、スペースを有効活用したい場合にも便利です。

3㎝間隔で調整できる高さ調整機能付き

マッサージベッドは施術者の負担を軽減するために、高さ調整機能がついているものを選びましょう。

折りたたみベッドの場合には、電動昇降タイプではなく調節ネジで高さを調整するものがほとんどです。
しかし、手動での高さ調整も組み立てと同様にあまり時間をかけることなく調整が可能です。

さらに、高さ調整も3㎝間隔でできるなど微細な調整が可能です。

折りたたみベッドを購入する際の注意点

折りたたみベッド 注意点

折りたたみベッドを購入する際の注意点は、「安定性」と「安全面」になります。

上記でお伝えしたポイントなど気になる点がある場合は、メイプル名古屋にてご連絡をお待ちしております。

また、お手入れの方法や期間、破損した際の物品の購入方法や修理対応についても確認してください。

まとめ

・選ぶポイントは、施術者の負担や施術内容も検討する必要がある
・折りたたみベッドは訪問から施術所までと幅広い用途で使用することが可能
・費用や利便性で悩む場合は折りたたみベッドがおすすめ

折りたたみベッドは施術の幅を拡げるのにおすすめのベッドです。

おそらく、費用面やスペースの問題の悩みは、折りたたみベッドを使うことで解消できるでしょう。
また、訪問マッサージは、今後よりお客様の自宅でのマッサージの需要が高くなることが見込まれます。

マッサージベッドの購入を検討されているのであれば、折りたたみベッドを活用することを検討してみてはいかがでしょうか。