鍼灸学生や転職を考えている鍼灸師の皆さん、こんにちは!
鍼灸師専門の求人誌「はりきゅうじん」編集部の井上です。
新たな職場を探す際に、何から始めれば良いかわからないという方も多いかと思います。そこで今回は、就職活動の始め方について、ひとつずつ順番にご紹介します。

ステップ1: 目標設定

まずは、自分の目標を明確にしましょう。
どのような職場環境仕事内容を求めているのか、5年後、10年後にどんな働き方をしたいのかを考えます。
このステップでは自分自身が大事にしたい価値観や働き方の条件を具体的にします。
これがあいまいな状態だと、「なんとなく良さそう」「勧められたから」という理由で選んでしまい、面接で落とされてしまったり、
採用後に「なんか違うな・・・」ミスマッチにつながりやすいです。
ぜひ具体的な目標や目的を明確にすることで、就職活動をスムーズに進められます。

ステップ2: 情報収集

次に、求人情報媒体や鍼灸院のウェブサイトSNSなどを活用して、情報収集を行いましょう。
自分の希望に合った鍼灸院や求人情報を探し、興味を持った院があれば詳細を調べましょう。
また、全国の求人情報が1冊にまとまった「はりきゅうじん」もオススメです。

就職活動における「企業研究」はとても大切です。
これから長く務める会社の一員として、自分が看板商品となっていくわけですから
自信をもって勧められそうかな」「長く働けそうかな」といった視点を持って調べてみてください。

ステップ3: 履歴書・職務経歴書の作成

求人情報に応募する際には、履歴書や職務経歴書を提出する必要があります。
過去の経歴やスキル、資格などをまとめて記入し、自己PRをしっかりと行いましょう。
また、きちんとしたフォーマットで作成することも重要です。

セカンドキャリア組ほど「職務経歴」から強みを発掘できる

鍼灸学生さんの中には、以前は別の職業をされていて、鍼灸学校に入学したというセカンドキャリア組の方もいらっしゃることと思います。

「年齢で落とされないかな…」と不安に思われる方もいらっしゃいます。
そんな方こそ「職務経歴書」を作っていくことはとても大切です。
「これまでの経験=強み」になり得るからです。

  • IT系の企業に勤めていた ⇒ PCやWEB業務に強く、システムなどの操作もすぐ覚えられます。
  • 介護職に勤めていた ⇒ 高齢者の方への対応に慣れている。介護施設など訪問の際にも現場の職員の方と円滑にコミュニケーションが取れます。
  • 40代以上 ⇒ 患者さんから安心感を得られやすい。落ち着いて対応ができます。ヒアリングや問診で同世代の同じ悩みの方に共感できます。

このように、自分にとっては「当たり前」のことも実は「強み」へと変換することができます。
企業側にとってもそのようなメリットを提示してもらうことで「この方は信頼できる」「こんなポジションができるかな」と考えてもらいやすくなります。

ステップ4: 面接対策

面接では、自己PRや志望動機、職務経歴に関する質問などが行われることが一般的です。
事前に想定される質問に対する準備をしておき、自信を持って臨みましょう。また、面接前に院の情報や特徴をしっかりと把握しておくことも大切です。

ステップ5: 内定後の準備

内定をもらったら、入社に向けての準備を始めましょう。
必要な書類の提出や入社日の調整、新しい環境に向けた心構えなど、入社に向けての準備をしっかりと進めます。

以上が、就職活動の始め方のステップバイステップガイドです。ぜひ参考にして、理想の鍼灸院でのキャリアを築いてください!

鍼灸師の求人なら「はりきゅうじん」へ

「就職活動の始め方:ステップバイステップガイド」を読んでいただき、ありがとうございます!
新たな職場を探す際には、「はりきゅうじん」の掲載情報を活用してみてください。

「はりきゅうじん」の中には、『自己分析ワークシート』や、『求人情報の見方』など、豊富な情報量と充実したサポートで、あなたの理想の職場を見つけるお手伝いを致します。
また、公式Instagramでも鍼灸院の雰囲気が伝わる紹介をしているのでフォローして最新情報をチェックしてくださいね!