鍼灸師として将来を考えているみなさん、

⑴鍼灸師としていずれは開業したいけれど、失敗しないか不安。
⑵開業すれば収入は本当に上がる?開業しないと上げられない?
⑶他の資格職はどうなの?

こんな不安や疑問はありませんか?

この記事では、開業のリスク不安増収安定に変える方法と、開業以外に収入を上げる働き方について解説していきます。

最後まで読んで心おきなく開業か他の働き方か、あなたに合った収入アップを選んで下さい。

鍼灸師の開業時年収と勤務の比較

鍼灸師の開業時年収と勤務の比較
独立開業

独立開業に際して、知識・技術・最低限の開業資金以外に必要になるものといえば、何より正しい経営知識と言えるでしょう。

独立開業してからの収入は、それまでに経営やマーケティング、集客等に関する勉強を並行して行っていたか否かによって収入のみならず、その独立開業の成否も左右すると言っても過言ではありません。

それほど、見通しの甘さから廃業に追い込まれる人達は少なくないのです。

鍼灸師が独立開業した場合の収入は、それなりのレベルで1年目から繁盛している場合、雇われている鍼灸師よりも少しだけ多い400万~600万、全体の20%程と言われています。

経営知識やマーケティング力が必要?

「1年目から繁盛している」のはあくまで仮定のお話で、見通しを誤って独立開業した場合はそれより低くなるどころか、開業1年目にして廃業の危機なんて事にもなりかねません。

もちろん経営にうとくても、地道な努力で技術を磨いたり、患者様との信頼関係を築いたりすることで、雇われていた頃より大幅に年収を上げる人もいますが、やはりマーケティングを学ばなければ越えられない壁は確実に存在します。

一人で経営している施術所で収入を上げるためには、時間単価を上げ、回転率を高め、物販を考慮する必要もでてくるでしょう。

これらをマーケティングや経営の知識なく行う事が出来るでしょうか?

完全に技術のみで成功している人は、ほんの一握りに及ばないという現実がここから垣間見えます。

独立開業を将来的に考えるのであれば、早い段階で鍼灸の技術のみならず、経営とマーケティングについて学ぶ事が、リスクを減らした開業と、開業後の安定、そして収入アップに繋がる最短の道と言えるでしょう。

チェーン店などでの勤務

チェーン店などでの勤務

治療院

多くの治療院での年収は350~450万円が、大体の相場です。

治療院と一口に言っても、鍼治療主体かお灸主体か、患者様の多くが高齢者なのかスポーツをしている学生なのか等、治療院によってタイプが異なります。

給与形態は固定給制が多く、利点は毎月の収入が安定していて、経験や勤続年数が昇給に繋がる事が多いので、長く勤める事で収入アップが見込める事でしょう。

歩合制

他方、歩合制の治療院もあります。

歩合制は、患者様からの指名数によって給与が変わるため、経験も勤続年数も関係ありません。

腕や経験に加えて、患者様との信頼関係に不可欠なコミュニケーション能力も必要になるので、合っている人は大きく収入を上げる事が出来るでしょう。

ただし、指名が減れば収入も減るリスクは存在します。

チェーン店の院長を目指す

経験をある程度積み、チェーン店の院長を目指すのも、収入アップを目指せる一つの方法です。

福利厚生が充実していて、既存の経営・運営法も定められているので、独立開業に比べれば経営知識を必要とせず、すでに顧客がついている事が多いので働き方も安定しています。

月収50万以上目指せるチェーン店もありますが、院長となり増収を目指すなら、技術や経験に加えて、店舗運営人材育成におけるマネジメント能力を磨いていく必要があるでしょう。

治療院勤務は、自分に合ったタイプの治療院とボーナスの有無も含めた給与形態を選ぶ事が、収入を左右すると言えそうです。

美容鍼灸

鍼灸師の活躍の場として拡がりを見せている美容鍼灸。

メディアに取り上げられる機会が増えた事もあり、「シミやシワを目立たなくしたい」といった、これまで美容業界特有のものだった患者様の悩みに、身体の内側へと働きかける事で健康的な改善を図り、美しさへと繋げる鍼灸は、エステサロンや美容クリニックでニーズが高まっています。

特に女性鍼灸師は顧客の大半が女性である事を考えると、生理痛や冷え等特有の悩みに寄り添う事が出来るので、健康的に美しさを追求できる強味を発揮する事が出来ます。

まだあまり多くはない女性鍼灸師の需要は今後、この分野において更に増えていく傾向にあると考えられます。

価格設定や経営の仕方でも大きく変化する?

価格設定や経営の仕方でも大きく変化する?

どの資格を活かし、どの分野でどのような鍼灸師になりたいのかという事に直結してくるかと思います。

独立開業する予定地の周辺に、類型施術所はどれ位あるのか?その価格設定は?繁盛している施術所は何をメインにしているのか?等リサーチをする必要があるでしょう。

また、複数の有資格者は全ての施術に対応した施術所にするのか、それとも何かに特化した施術で差別化を図るのかという事も関わってくるでしょう。

経営の仕方も同様で、施術以外の全ての業務を一人で補えるのか、一日に可能な施術数と回転率を考えた上で、採算に見合う価格設定はどうするのか等多岐にわたり、ある程度の目処を立てておかないと、開業してから手に負えなくなり、それこそ経営が破綻してしまいます。

安定した収入と更なる増収の鍵は、自分の目指したい鍼灸師の形に合わせた価格設定と経営を考え、開業してからいかにスムーズにいち早く軌道に乗せられるかにかかっていると言えるでしょう。

鍼灸師以外の開業時年収

鍼灸師以外の開業時年収

あん摩マッサージ指圧師

施術所を独立開業する場合、健康保険の適用には医師の同意が必要になるためそれほど普及しておらず、大半が自由診療となっており、30分2500円、60分5000円程度が大体の相場である事が多いようです。

保険適用されると同じ施術が数百円でおさまる事もあるので、自由診療の経営は一層の努力が必要となるでしょう。

訪問マッサージ専門という独立方法も

一方で、あん摩マッサージ指圧師はその保険適用を取り扱って、訪問マッサージに特化した独立開業を目指す方法もあります。

店舗を持たないので初期費用がかからず、利用者様が高齢者である事から固定利用が見込め、月収の変動が少ない事がメリットですが、移動手段の確保や、移動を含めてのスケジューリング、定期的な医師同意書の取得等、細かな業務が多いというデメリットがあります。

しかしながら、町でよく見かける、無資格者でも可能なリラクゼーション目的の施術と中々差別化を図れない中で、無資格者には不可能な訪問マッサージは、差別化を図った独立開業の一つの形態である事は確かと言えるでしょう。

柔道整復師

柔道整復師の平均年収は300万程度と言われていて、500万以上の収入を得ていてる人は全体の3%程度のようです。

独立開業してこれ以上の高収入を得るとなれば、やはり経営やマーケティングの知識を学ぶ事が他と大きく差をつけるポイントとなるでしょう。

他に柔道整復師は、その性質の強みが予防分野において注目されており、運動学を専門にしてスポーツトレーナーとなる道や、リハビリを専門にして高齢者福祉施設の機能訓練指導員となる道もあります。

リハビリ特化型施設のように、機能訓練指導員と施設長を兼任するような働き方もあるので、柔道整復師の働き方は今後更なる拡がり見込めると言えるでしょう。

鍼灸師の独立開業すべきタイミングはいつ?

鍼灸師の独立開業すべきタイミングはいつ?

実務経験を積む

厚生労働省の鍼灸師従事者数の推移を見て頂いても分かるように、鍼灸師の数はあらゆる分野でのニーズの高まりと共に、その数は年々増加しています。

ライバルが増えていく中で独立開業し成功するには、何より実務経験を積み基盤を固める事が基本かつ重要であると言えるでしょう。

指名が受けられる位になっていたなら、それは目安の一つと言えるかもしれません。

リスクを考慮する

どの資格でどのような形態で独立するにしても、必ずリスクは伴います。それを事前に考慮し、計画的に準備を進める事で予測出来るリスクに可能な限り対策しておく事が重要になると言えるでしょう。

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(※この地域は高齢者が多い/昼と夜の人の流れなど様々な情報がございます。)

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

〇独立開業は経営を学んでリスクを減らす。
〇自分の目指す鍼灸師の型に合った働き方を選ぶ。
〇ニーズの高い業界で、所持資格の強味を活かす。

需要が高まっている鍼灸師、是非自分に合った選択肢を組み合わせて、開業や収入アップを目指して頂ければと思います。