前回は、鍼灸院のマーケティング戦略フレームワーク
「PEST分析」についてお話しました。
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前回の記事はこちらから
おさらいすると、PEST分析というのは、
「Politics(政治)」、「Economy(経済)」
「Society(社会)」、「Technology(技術)」の4つの頭文字から命名されたものでした。
鍼灸業界では常に世の中全体の変化（外部環境）に大きく影響していますが、この外部環境を4つに分けて分析することをPEST分析といったわけです。
そして、このPEST分析で、事実を収集することで、その事実を解釈して、よい戦略目標を導き出すことができるということでした。
しかし、実は他にも事実収集フレームワークはあるのです。
それは、「3C分析」と言います。
・Customer(患者)、Company(自院)、Competitor(競合院)」
3Cというのは、上記の3つの頭文字から命名されたものです。
具体的には、以下の通りになります。
Customer(患者)
→患者のニーズ、患者の消費行動
Company(自院)
→既存事業・サービスの現状、資本力、現有リソース
Competitor(競合院)
→各競合院の特徴、自院にとって特に注意すべき競合対象
・3C分析をする上での注意点
前回のPEST分析と同様ですが、3C分析では「事実」を収集してください。
PEST分析と3C分析で集めた事実は、SWOT分析で「解釈」したほうがよい戦略目標を導き出すことができるのです。
いかがでしょうか。
「PEST分析」「3C分析」は、事実を収集するプロセスになります。
そして、この2つのフレームワークで集めた事実を「SWOT分析」で「解釈」し、戦略目標を導き出すのです。
鍼灸院の新規開業や鍼灸院経営で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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