鍼灸・整骨院の経営者のみなさま、たくさんの治療院が立ち並ぶなかでどのように経営すれば成功できるかお悩みではないですか?
 
 
都市部では、多くの治療院が立ち並び、治療院の情報もネット上に氾濫している時代において、顧客を獲得し如何につなぎとめるかということは経営にとって重要です。
しかし、具体的にどのような戦略を立てるのがご自身の院にとって良いのかはっきり分からない方も多いかもしれません。
 
そこで、この記事で紹介する3つのCを知ることで、どのように経営していけばいいのか明確にしていきませんか?
 
 
 
 
■3Cとは
3Cとは、Company(自社)、Customer(顧客)、Competitor(競合)という英語の頭文字をとったもので、これらを分析することで経営に役立てる考え方です。
 
例えば、自社の強みや弱みを分析することで、何を売り出せばいいのかがわかります。
 
顧客のニーズを分析すれば、どういった商品・サービスが求められているのかわかります。
 
また、競合が誰・何か、その強み・弱みを分析すれば、競合との差別化に必要なことがわかります。
便宜上3つを別々に説明しましたが、この三者は互いに絡み合っていると考えた方が適切です。
 
鍼灸素材写真10
 
 
 
■3Cを活用するとは具体的にどういうことか
 
上の説明では漠然として分かりづらいと思いますので、もう少し具体的にお話ししていきます。
 
 
架空の院を例に、Company(自社)を中心に分析してみましょう。
 
この院は駅から徒歩20分の場所にあります。
 
最寄り駅の徒歩10分圏内には複数の整骨院が立ち並び、この院の付近には他院はありません。
 
 
一方、この院から駅の方向に5分歩くと強豪スポーツ高校があります。また、この院の院長は、技術力としては平均的ですが、学生時代はスポーツをしていました。
 
 
以上の条件からすると、この院は「この高校の部活動生をターゲットに集客する。」という方向性で経営できます。
 
具体的には、
・高校の部活動に宣伝をする。
・高校と駅の間の道に広告を出す。
・診療時に、整骨するだけでなく学生の部活動での悩みも聞いてあげる。
 
 
などの施策をとれます。
 
 
 
 
一方で、
・高い治療効果を謳う。
・高齢者層の集客を狙う。
・駅に広告を出す。
 
 
といった施策は、有効である可能性はありますが、院の強みを理解・活用した施策とはいえないでしょう。
 
 
 
 
■なぜ3Cを考えるべきなのか
上の例を見ると、「確かに駅に広告を出すのは強みとは関係なけど、宣伝としては意味があるのではないか。」と疑問に思うかもしれません。
 
確かに、無意味ではないですが、自社の強み競合の弱み、顧客のニーズを押さえた経営をすることで、より少ない労力でより多くの効果を生むことが出来る、つまり費用対効果が大きいと考えられます。
そのため、3Cの分析を推奨しています。
 
 
いかがでしたか?
説明のためにかなり簡便化しましたので、本当の現状はもっと複雑ではあります。
しかしながら、3Cを意識することで、より効率的な経営が目指せるでしょう。
 
とても重要な事だと思います 🙂
 
 
最後までご覧頂きありがとうございました!
 
 
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