前回の記事では患者さんとの何気ないコミュニケーションからの工夫でした。今回もそのコミュニケーションに関して違った工夫を紹介します。
 
 
・一度来てくれた患者さんにはこっちからアプローチしてみる
鍼灸に関わらず、整体などの治療院では一度来てくれた患者さんのほとんどはもう一度来てくれます。
では、なぜ一度通院が終わった患者さんはもう一度来てくれないのか?
それは「忘れている」ことが考えられます。
一度かかった症状に二度とならないようにするには、生活習慣がガラッと変わらないといけません。
 
しかし、人の生活習慣は変わりにくいものです。そうなったときに、「最近お身体の調子はどうですか?」と一本電話が入ったらどうでしょう?
「またぶり返しちゃんたんですよ〜。また治してください。」となりやすいのではないでしょうか。
 
 
余程対応が悪かったり、技術がない場合でなければ、もう一度同じことに悩んだ場合、前回解決してくれたところに行きますよね。その確率を高めるために一度来院した患者さんに積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。
 
このように一度行ったことのあるところへは、もう一度行くハードルは低いものです。あと足りないものは、そこに行くきっかけだと思います。そのきっかけを作りましょう。もしすぐでなくてもそういったコミュニケーションは信頼にも変わります。定期的にあなたのことを思い出させてあげてください。
 
いかがでしたか?
前回と今回でリピート率を上げることについて紹介してきました。
何か大きく変えることも大切ですが、日々の小さなところに改善できるポイントはたくさんあります。是非意識してみてください。