昨今、整骨院の新規開業ラッシュにより、診療所という供給と患者という需要の不均衡が著しくなっています。
 
この中で生き残るために他者とどう差別化を図ればよいかということに悩んでいる経営者の方も多いことでしょう。
 
 
整骨院は技術のいる商売ですが、他者と差別化を図るためには、技術も大切ですが、経営理念も大切だと言えます。
 
 
なぜ経営理念が重要なのかを、7Sという7つの経営資源を見ながらお教えします。
 
これを読むことで、経営する整骨院を特色あるものにしましょう。
 
 
 
■経営資源の7Sとは
7Sとは、「戦略(Strategy)」「組織(Structure)」「システム(System)」というハードと、「価値観(Shared Value)」「人材(Stuff)」「スキル(Skill)」「スタイル(Style)」のソフトを合わせた7つの経営資源のことです。
 
ハードの3Sは短期的に成果を上げやすい反面、外部環境の変化を受けやすいものです。
一方、ソフトの4Sは強化するのに時間がかかる反面、外部環境の変化に強いものです。
 
このうち、価値観は他のSの中心に来るものです。
例えば、ハードの「戦略」に変化を起こそうとする場合にも、中心となる価値観に合致していることが一貫性ある経営に重要です。
 
 
 
■経営理念を掲げることの何がいいのか
上の7Sのなかで、経営理念は「価値観」にあたります。
整骨院の場合、どのような治療をどのように提供するのかという、スタッフ同士での最も根本的な共通認識になるわけです。
 
経営理念を整骨院が掲げると、他の院との差別化が図れます。
 
整骨院のようにお客様商売の場合、どうしても顧客によって要望が大きく異なることや、医院としてやりたいこと・得意なことにズレる場合もあります。
 
 
このとき、それぞれの要望に細かに対応していると、医院としての一貫した対応が見えなくなり、他の医院との差別化を図ることが出来ません。
 
 
このとき、例えば、「私たちに出来得る最高の治療を提供します。」という経営理念を掲げれば、この医院が治療に全力を尽くすことが分かりますし、出来ない治療を断りやすくなります。
 
また、最高の治療をするのに妨げるなら、治療自体に関わらないことを省けるかもしれません。
 
また、「患者様の知る権利を尊重し、出来るだけ分かり易く説明します。」という理念を掲げれば、たとえ技術が特別高くなくても、分かり易いという理由で選ばれるでしょう。
 
 
いかがでしたか?
 
価値観は、共有するのが難しいものの、経営理念として掲げることで明確にし、院として外部に明示しやすいものです。また、同じソフトSの「スキル」に比べて個性が出しやすいものです。
整骨院の経営を成功させたいなら、技術力はもちろんのこと、あなただけの経営方針を掲げましょう。
 
 
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