皆さんこんにちは。
これから経営を考えている方の中で、「AARRR」をご存知の方はいらっしゃいますか?
聞いたこともないという方がほとんどだと思います。
 
しかし、経営を行っていく上で、AARRRを理解しておくことは非常に重要です。
そこで今回は、AARRRとは何かについてお話いたします。
 
 
 
 
【AARRRとは何か】
AARRRとは、ウェブ上での顧客の行動を「ユーザーの獲得(Acquisition)」「利用開始(Activation)」「継続(Retention)」「紹介(Referral)」「利益の発生(Revenue)」に分けて分析するビジネスにおけるフレームワークです。
では、この5段階をそれぞれ詳しく掘り下げてご説明いたします。
 
 
 
【ユーザーの獲得(Acquisition)】
ウェブ上で顧客を収集するためにはまず、新規のユーザーを獲得しなければなりません。
それがこの段階です。
具体的な対策としては、ホームページに会員登録する特典などを明確に記載するということが挙げられます。
 
 
 
【利用開始(Activation)】
最終的な収益の獲得までいくためには、利用開始が必要です。
利用開始を促すための具体的な対策としては、整骨院を例として考えると、受診方法やその手順をホームページに明示したり、初回の診察を割引して体験という制度をとったりすることです。これにより利用開始が期待できます。
 
 
 
【継続(Retention)】
利用開始した顧客が継続的にそのコンテンツを利用し続けるかを見るのがこの段階です。
利用を継続してもらうには、例えば会員登録によって定期的にメールで情報を提供し続けるというような対策が必要です。
 
 
 
【紹介(Referral)】
この段階は、現在の顧客が新規の顧客に紹介するという段階です。
現在抱えている顧客だけではその後の経営展開は厳しいですよね。
新たな顧客を獲得する必要があります。
 
そのため、この段階はとても重要です。
新たな顧客を獲得するためには、現在の顧客の満足感を高くしなければならないのです。
満足感を高くするには、整骨院を例にすると、より質の高い治療やサービスを提供するということが重要になってきます。
 
 
 
 
【利益の発生(Revenue)】
利益が発生してもそれで終わりではありません。
その利益がどのような経緯で発生したのかを分析する必要があります。
利益を多角的に捉えて、さらなる利益を生み出すために、またユーザーの獲得のフェーズに戻ります。
 
 
 
 
 
【さいごに】
今回は、AARRRについてお話いたしました。
AARRRの5つの段階をそれぞれ的確に分析し、このフレームワークを活用することでWebサービスを構造的に理解できます。
Webサービスを有効活用して、経営を成功させてみてはいかがでしょうか?
 
 
最後までご覧頂きありがとうございます。
 
今後ともメイプル名古屋を宜しくお願い致します!
 
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