治療院を開業するとき、「路面店舗がいいのか、空中店舗がいいのか」迷ってしまいますよね。
どちらが悪いというものでもなく、それぞれの良さがあります。
今回と次回に分けて、路面店舗と空中店舗のメリット・デメリットを紹介します。
今回は路面店舗についてです。
 
 
・売上は上がりやすい
路面店にすることによって通りすがりの人に認知されやすく、気軽に中も覗くことができるため、患者さんが入りやすくなります。
また、一般的には路面店舗とビルの2階以上の物件を比べると売上が60%ほど違うと言われています。
ただ、これは業種や経営方針によって違いが生じてしまうので一概には言えません。
とは言っても、路面店の方が目に触れやすい分、集客しやすいという声が多いです。
 
 
 
・予想以上のコストがかかりやすい
路面店は売上が上がりやすいとお伝えしましたが、その反面コストがかかってしまう場合が多いのです。
その理由というのも、集客に関して条件が良いことが挙げられます。
先ほど挙げた通り路面店の場合だと、通りを歩いている人たちに認知されやすいため過剰な広告宣伝費をかけなくても患者さんに来てもらえる可能性が高いです。
これは治療院だけでなくどの業種にも当てはまるので、物件の競争が起こります。
このような要因もあり、賃料が上がってしまうのです。売上がしっかりと出せるが、賃料などのコストが高いため、路面店に手が出せないという方もおられるようです。
以上のように路面店のメリット・デメリットがあります。開業の費用等も相談しながら選択してみてください。